ネットにゴミを撒くだけと割り切れ

増田にもツイッターにも書く気にならなかった代物を不法投棄するための場所です

戦国妖狐読み終わった

三日間限定で戦国妖狐が読めたので読みました。

ありがとうe-Bookjapan。

一度に17巻読んだせいで言いたいことがありすぎて混乱している。

思いついた順に凄い雑に書いて後で暇があったらまとめなおそう。

ネタバレになるような事はとりあえず書かない。

**主人公「狐娘のロリババァ義姉が好きすぎて色々拗らせました!」←わかる

 この作品で起きてることって半分ぐらいが「妖怪娘とイチャイチャしたすぎて色々拗れて気づいたらこんな事になってました」なんだよね。すげーなおいどんだけだよと言いたくなるけど、ラスボスや主人公の動機なんてそんなもんでいいのかもな。

 正直ここでわかるって言えないとこの作品向かないかも知れない。惑星のさみだれも「ロリコン拗らせたら世界を滅ぼしたり救ったりする存在になってました!」なんだけど、この作者って本当いつもこういう所あるよね。主人公とヒロインの年齢が近い作品だと分かりにくいけど、基本的にはロリに対する愛で世界が救われたり滅んだりする。NO!ロリコンパワー!禁じられたチカラ!ですよ。

 

**憎しみは何も産まないけど復讐はスカっとするぞ ←わかる

 水上悟志作品にありがちな要素その2。とりあえず憎しみは皆を不幸にするだけなんだけど、憎しみをぶつけたらスカっとするよねだからやっちゃうよねっていう。でもバトルマニエあでも無い人間が殴り合いや切り合いする理由なんて、恋愛拗らせるか復讐心拗らせるかのどっちかになるのはしゃーなし。使命感でやってるめっちゃ質悪いヤツもいるけど。

 

考えがまとまらなすぎてこの2つで終わってしまった。

他にも色々あるんだけど「漫画お上手ですよね。水上悟志先生」で終わるような事ばかりだった。

水上悟志の漫画は本当に面白いので皆もっと読んで欲しい。

とかいいつつ無料になるまで読まなかった俺は何なんだろう。

惑星のさみだれは持ってるんだけどな。

まあ単純に貧乏なんすよ。

水上悟志面白いと言ったけど、合う合わないは結構ある人だと思う。基本的に少年漫画でその割に説教臭いんだけど、青臭さはそれ以上でその上でめっちゃロリコンっていう。

対象の読者は10代と言ってるけど、20代の方が向いてる気がする。

悪い意味で少年の心を捨てきれなかった大人になり損なった永遠のクソガキが一番刺さる。

漫画にそこそこ親しんでお約束の展開を大体覚えた上で、そんで考えが一周以上して「やっぱお約束が一番いいよね。でも邪道をたまに挟んでくれないと飽きるからそこは配慮した上で最終的にお約束で頼む」の位置に来てる人にあう。

「お約束はもういいです」ってモードだと多分読んでも面白くないかな。普段は若干邪道にやっているのに、ここぞというときは様式美としか表現できない展開を唐突に愚直に描ききる事の良さが売りだから。

まあでも最終的には「ヒロインが大人のお姉さんじゃなくて、ロリっ子だとして納得できるかどうか」なんすよ。一番の合う合わないの部分は。それが一番大事。あと主人公がやたらトラウマ背負ってネチネチしてても平気かどうか。大体闇落ちするから。